こんにちは、神谷です。
舛田光洋氏の『最強「そうじ力」で商売は必ず繁盛する』を読みました。
「そうじ力」という話がメインなので、リアルの店舗や会社に向けて書いた本ですが、ネットショップに対してもいろいろ考えさせられることがあったので、備忘録的に、こちらのブログでも紹介したいと思います。
お客様に対して、付加価値をつけて商品を提供する
リアル店舗では、店舗の近くの人が来店してくれるかもしれませんが、ネットビジネスには距離は存在しません。
同じ商品を扱った店など山ほどあるのです。
だから、お客様に、
「情報」
という付加価値をご提供しなければ、売れないわけです。
ある商材を見つけたとき、
■ 「これを買う方に、商品と何を与えることができるのか?」
■ 「どんな方に、この情報を届ければ喜んでもらえるのか?」
を考えなければいけないのです。
これを念頭に置くことによって、検索エンジンにも評価されて、お客様が来店してくれた時に、
「そう、これが私が求めていたものだ」
「私に届けてくれて、ありがとう」
と思っていただけるのです。
奪うのではなく与える
どういうマインドをもって、ネットショップを経営するのでしょうか?
ネットショップで商品を売って、仕入れと売価の差額のお金を儲けるため。
アフィリエイト報酬を得るため。
リアル店舗で儲けることを全面にだしたら売れませんよね。
そんな店いやですから。
ネットショップなら、面と向かわないから、大丈夫・・・
いえいえ、人と顔を合わせない、ネットショップとはいえ、このような気持ちはお客様に伝わるのかもしれません。
いや、きっとページの色々なところに、この気持ちが出てしまうはずです。
キャッチコピーだって、
「これを買うと、俺が儲かるんだよ、だから買えよ」
という感じのオーラが出てしまうのではないでしょうか。
だから、ネットショップを作るときには、
■ この商品を買うことによって幸せになることはどんなことだろう
■ この商品を手に取ると何が嬉しいのだろう
■ この商品を使うことによってお客様の生活はどのように良くなるのだろう
こういう、マインドを元にショップ作りをすればいいのだと思います。
この商品がお客様に何を与えるのか?
そんなところから、集客を考えるのがいいようです。
何を提供するのか
ネットショップを展開するのですから、サービスなり、商材なりを提供するのは当たり前ですが、もう一歩踏み込んで考えてみるのがいいと思います。
つまり、
■ ワクワク感を提供する
■ 癒しを提供する
■ ドキドキを提供する
■ 家族の幸せを提供する
■ 将来の夢を提供する
等を決めておくと、そのネットショップの商品ラインナップに統一感が出て、お客様が、「こういう時にはこのショップに行こう」という気になるのではないでしょうか。
またテーマが統一されるので、SEO的にも強くなるのではないかと思います。
ターゲットを絞る
商品を提供するターゲットは誰か?
お客様のために、あなたの商品を届けなければいけないのです。
しかし、その商品は万人には必要ないものです。
だったら、誰に届けるのですか?
中高年の人ですか?
それは、40歳ですか、50歳ですか、60歳ですか。
男ですか、女ですか?
太っていますか、痩せていますか?
それとも具体的に届けたい人の名前が決まっているのですか。
なんといって届けるのですか?
どうですか、なんだか、あなたの商品が、その人まで届くような気がしてきませんか?
『最強「そうじ力」で商売は必ず繁盛する』では、そんなことをわたしに伝えてくれました。
「ネットショップだから、”そうじ”は関係ないな」と思いましたが、とても参考になりました。