コトバはコストがかからない。
でも、コトバの選び方ひとつで、
売上が変わるんです。
おはようございます。神谷です。
お店などの売り上げが落ちたときに、
「チラシやDMの数をもっと出して、販促だ!」
と思う前に、
「数は今までで、チラシやDMの言葉を変えてみましょう」
というのが、この
の主旨です。
使うのはお金ではなく、私たちの”頭”。
使っても決して減ることはありません。
いや、使えば使うほど、私たちの頭は豊かになっていきます。
では、藤村流の「売れるコトバ」学んで行きましょう。
まずは、『藤村流売れる!コトバ』がどのような構成になっているかを目次で紹介します。
藤村氏は、「わかりやすさ」を伝えるのが仕事ですので、目次もわかりやすくなっていると思います。
第1章 あなたの商品の価値をわかりやすいコトバで伝えよう!
第2章 POPは販促の基本。あなたの言葉で磨いていこう!
第3章 ターゲットをせまく設定して明確なコトバで語りかけよう!
第4章 ファックスDMは面白くてストーリーのあるコトバで!
第5章 アンケートのコトバを工夫してお客さまの声を集めよう!
第6章 個人の顔を出した「お手紙」をお客さまに書こう!
第7章 インターネットでパーソナリティを表現するコトバ
終章 誰がいったかがポイント。WEからIへ!
と目次も「わかりやすい」言葉でつづられていますね。
まずは、第1章 「 あなたの商品の価値をわかりやすいコトバで伝えよう!」から紹介します。
そのカメラ専門店は、チラシに、値段を安くしたデジカメやデジタルビデオを並べていました。
そのチラシの反応率が悪くなったのですね。
そこで、店長さんたちは、
「チラシの回数を増やそうとしました」
チラシにはすごい費用が掛かります。
そのカメラ屋さんは、600店舗のチェーン店だったので、全店舗が新聞折り込みチラシを言えるだけで、1億円以上かかるのです。
回数を増やして、売上が上がらなかったら・・・・
内容も今までのチラシでいいのか?
「”デジタルカメラが安いです。お得なんですよ。”という事がチラシで伝わってるのか?、イヤ伝わっていないぞ」
という事に気づき、コトバを加えました。
チラシの一番目立つところに、
そうか!
デジカメがこんなに安く買えるんだ!
さらに、なぜ安いのかの理由を書いたそうです。
すると、600店舗でぐんぐん売り上げが伸びていった。
ほんのちょっと、コトバを追加しただけで、売上を伸ばすことができるのですね。
チラシ等を見るときの自分の行動を考えても、新聞にカメラの折込チラシが入っていても、ほとんど見ることはありません。
見ても、0.5秒、興味が無ければ、古新聞入れ行ですね。
追加コスト0で売り上げを伸ばす。
そんな方法があるのです。
そういえば、斎藤一人さんの音声データだったと思いますが、
「お金のかからない工夫で売り上げを伸ばせなければ、1万円あったって、売り上げは伸ばせません」という話があったと記憶しています。
お金のかからない工夫の一つが
「コトバを変える」
事なのですね。
著者の藤村正宏氏はこう言っています。
コトバでなければ伝わらない。
コトバを変えても、お金はかからない。
まずはあなたが伝えたいことをコトバにしてみましょう。
そして、その言葉を改善して伝わるコトバにしていきましょう。
では、どう改善すればいいのか?
そのことについても藤村正宏氏からのいくつかの提案があります。
その一つは、
「売れるコトバのポイントは、わかりやすさ」
コトバの格好を気にしてはいけません。
「中学生でも分かるコトバにしてください」
そして、
「なぜ、お客さまはその製品を買わなければいけないのか。」
を考えて下さい。
例えば、ある写真館のコピーが載っていました。
<改善前>
子供写真館OPEN!
OPEN SPECIAL EVENT
わくわくキッズ写真展 参加者大募集!
参加料3000円 四切りプリント木製額つきプレゼント
<改善後>
子供写真館OPEN!
撮影体験キャンペーン 参加料3000円
わずか3000円で、お子さまの写真がいっぱい撮れて、撮影した写真の中からお気に入りの一枚が、四切プリント額つきでもらえる、とってもお得なキャンペーンです!
<改善前>は、何ができるのか、どんなものがもらえるのか、全然わかりませんでしたが、<改善後>は撮影技術が学べて、一番出来のいい写真を額つきでもらえることがハッキリイメージできますね。
「これはやってみたい、参加しよう」という気にさせられるコピーです。
また、<改善前>の”OPEN SPECIAL EVENT”って全然意味ありませんよね。
大企業のイメージ戦略を狙ったコピーを真似してもダメなんです。
少し泥臭くても、はっきり伝わるようなコピーを書きましょう、と言っています。
この本、チラシやPOPを作るのに大変役に立ちます。
先日、友人のお店のチラシ作りを手伝いに行きました。
その方は、きもののお店をやっていて、チラシをWordで作っていましたのです。
もうちょっと、人間味のあるチラシにできたらいいなぁ、と気がついて、さらに、友人は書道がスゴク上手なのに気が付きました。
だったら手書きチラシを作って、それを印刷して配ったほうが、親近感がぐっとアップすると思って提案しました。
その発想も、藤村さんのブログや本からいただきました。
残念ながら、この本はもう絶版です。
でも、中古本には、Amazonという強い味方がいますね。
本が格安で買えます。
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※それから初めてAmazonのマーケットプレイスで本を購入するときには、「Amazonのマーケットプレイスで買った本に線が引いてあった 」を読んでからをお薦めします(私の兄弟ブログです)