Q サラリーマンの場合、どんなに頑張って働いても、ある程度お給料が決まっています。サラリーマンでお金持ちになるのはムリでしょうか?
A 99.99%ムリだね。サラリーマンを選んだ時点で、ムリだと思った方がいい。
斎藤一人『斎藤一人 500年たってもいい話』より
おはようございます。神谷です。
斎藤一人さんの『斎藤一人 500年たってもいい話』を読んだとき、なんとなく納得はしてしまい、なぜなんだと深くは考えませんでした。
そうしたら、サラリーマンが99.99%お金持ちになれない理由が三田紀房氏の『エンゼルバンク ドラゴン桜外伝(13) (モーニングKC)』に書いてありました。
井上真々子は、転職代理人。
不動産会社に転職したいという小宮山の転職を担当しています。
小宮山は、今よりも給料の高い会社に移って、安定した状態でお金持ちになりたいといいます。
そこに、井上真々子の上司である海老沢が言います。
そりゃムリ。この国日本では・・・サラリーマンはお金持ちになれない。
小宮山も井上真々子もその言葉に驚きます。
続けて、海老沢は小宮山に自分の給料からいくら国に持っていかれているかを訊ねます。
しかし、小宮山はそれにこたえることができません。
所得税、住民税、社会保障費合わせて、4割が給料から天引きされています。
この「天引き」が曲者ですね。
例として、会社で年俸900万円とか言われておきながら、実際に手に入るのは500万円台なんですよね。
400万円もどこかに消えている。
普通ならこれを考えない方がおかしい。
でも、日本の仕組みは、この400万円を意識させないようにできているから怖いですね。
私は、転職時に住んでいたマンションを他人に貸すことにしました。
わずかですが、不動産所得があったのです。
だから、毎年確定申告をしていたのですが、源泉徴収の資料を見るたびに、こんなに引かれているんだ・・・と思いましたね。
サラリーマンって、お金に関する意識が薄いのだと思います。
この時点で、お金持ちになれない要素がありますね。
どこかの党が、「高所得者にはもっと税金を払ってもらわなくては。」何て言っていますが、年収2000万円以上のの人は全体の1%。
ここの税金を高くしてもたかがしているのですね。
現在の累進課税の最高税率は40%です。
これをさらに上げて、60%としたら、金持ちは国外脱出をしてしまいますね。
何と言っても頭のいい方達ですから。
日本に残るにしても、なるべく税金を払わなくて乃いいように考えるのが人情です。
そういえば、以前テレビで、キャスターの方が、「お金を持っている人の課税率を上げると、国外に行ってしまうのではないですか?」という質問に対して、誰か忘れてしまいましたが、国会議員の方は「日本人はそんなに薄情じゃありません」と答えていた。
論理的な政治になっていないなぁ、と感じた瞬間でしたね。
準備段階として、将来の商売になる”タネ銭”を貯めることですね。
そして、お金の勉強をして、いつか独立・・・
というラインを作っておきましょう。
サラリーマンでも高額納税にリストアップされる方もいましたが、とってもまれな例ですよね。
その方だって、しっかり源泉徴収されていますから、同じくらい稼ぐ商売人に比べると、とんでもなく多くの税金を払っているかもしれません。
この『エンゼルバンク』はビジネスもお金も勉強することができます。
マンガだから、カンタンに繰り返し読めますのでとってもおススメです。
ご購入の際はこちらからどうぞ。