こんばんは、神谷です。
選択肢はたくさんあればいいというわけではない。
ネットショップなどを開くときに、お客様に選択肢を与えた方が喜んでもらえると思って、たくさんの種類をショップに出す。
たとえば、ウォーキングシューズなど、たくさんの種類があるので、すべて羅列する。
本当にこれでよいのでしょうか?
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝(8) (モーニングKC)にそのヒントがありました。
人間の選択は、天才、凡人の区別なく、「7種類」までが正常な比較ができるということです。
これが、8種類になると、比較があいまいになるのです。
ということは、8種類を超えると、もう比較が嫌になって楽しめなくなるということなのですね。
個人的には、7種類で限界ということは、5種類くらいに絞った方がいいのではないかと思いうのです。
ショップの店主がここまで絞った限定商品です。
『お客様は、この5種類からお選びください。』
こんなふうに進めるのがよいみたいです。
コスプレなどの種類が多いものは、店主側がある程度テーマわけして、
たとえば、
■ 面白サンタ
■ かっこいいサンタ
■ セクシーサンタ
■ 緑のサンタ
などと、分けておいて、それぞれの選択肢を7つ以下、5つくらいにするといいのじゃないでしょうか。
ショップの客単価を上げるには
次は、エンゼルバンク ドラゴン桜外伝(10) (モーニングKC)からです。
良く、商品には、松、竹、梅とランクの違ったものをそろえていることが多いですね。
そして、一番売れるのは「竹」。
これは、日本人の心理なのです。
そして、「竹」の値段は「松」によってあげることができます。
例えば、同じ種類で同じような値段の商品を並べると、たぶん、その中でも、中間の値段のものが多く売れることになるのでしょう。
ということは、ショップの品ぞろえをする時、「こんなのネットショップじゃ売れないでしょう」と思うような「松」はラインナップに入れるべきなんですね。
そうすれば、「竹」の価格が高いものが売れることになります。
品物のラインナップをそろえるときに参考にしていただけたらと思います。
注意ですが、これは、本の受け売りを紹介したので、私自身では実験していません。
これからのショップには、これを意識するようにするつもりです。