こんにちは、神谷です。
神田昌典氏の『あなたの悩みが世界を救う!』の詳細を紹介してきます。
質問
いつも「NO」と言えない新入社員の私。
どうしたら自分がイヤなことに「NO」と言えるのでしょうか?
ありがちな質問ですね。
そして、同様のことに困っている人はたくさんいるのではないかと思います。
では、神田昌典氏はどのように回答しているのでしょうか。
「道徳のパラドックス」
という事を言っています。
成功者はたいてい、
- 与えることを学びましょう
- 謙虚でなければいけません
- エゴをなくすことが大事です
- 前向きに生きるべきです
など、ポジティブな思考や態度をススメます。
そうすると、「NO」というより「YES」と言ったほうが、良いのではないかという意識があります。
実はここに問題があります。
神田昌典氏の言葉を引用しますね。
「成功者」がやれということを、「非成功者」が真面目にやると、奴隷になってしまうんだ。
「与えましょう」と言っている教祖様のまわりには、奪われる信者ばかり。
教祖様にとって、これほど都合のいい標語はない。
道徳を語る強者は、自覚なしに、弱者から奪っているというパラドックス。
ちょっと、怖いですが、納得できる方も多いのではないでしょうか。
成功するような人は、「エゴ」が強いので、「与えよう」「謙虚にしよう」という事で、自分のエゴを歯止めにしている。
しかし、自分を守る意識が弱い人が、この考えを受け入れてしまうと、強者の思うがままになってしまうというんです。
神田昌典氏はこれに気づいて、「NO」と言えるようになったそうです。
そして、面白いほど営業が決まるようになったと言っています。
謙虚にあまり考えずに「YES」と言い続けてきた憶えがある方がいるのではないでしょうか。
やはり、自分の行動は100%自分の責任ですから、よく考えて行動しないといけないですね。
「誰々がいう事だから、間違いない」
と考えることを怠けると、ロクなことにならないようです。
神田昌典氏は「NO」と言えない営業職の方にお役にたちそうな提案をしています。
コツとしてはね、営業で折れてはならない原則を手帳に書いておく
原則1 「お願いします」と言わない。お願いされる側に回ること。
原則2 「ありがとうございます」ではなく、「どういたしまして」と必ずいう事
原則3 金額については、相手から提示させること。自分が思うより低い金額であれば、表情を変えずに、「とても取引できる内容ではございません」と素直にいう事等々。
このように、手帳に、安易に「YES」と言ってはならない項目を書いておく。
そして、商談に行く移動中に見る。
相手を待つ時間にも見る。
商談中、「YES」と言ってしまいそうな状況になったら、手帳をチラリとみて、相手に氷のような冷たい視線を返す。
新人の営業の方なら、明日から役に立ちそうですね。
昔の商談の時に「原則3」を知っていたら・・・
それから、別の営業の方に聞いたことがるのですが、営業の時に、
「”すみません”を使ってはいけない」
と言われたことがあります。
「すみません」を言ったところで、相手よりも下に入ってしまうからとのことでした。
たとえば、
「今日はお忙しいところをすみません」
というのは、NGだそうです。
「今日は○○さんのために、とっても素敵な提案(商品)を持ってきました。」
という感じがいいのかもしれませんね。
このように営業職の方にはすぐに役に立ちそうな情報があります。
他にも
「飛び込み営業での”初対面恐怖症”を克服したいので、特効薬をください」
なんて、魅力的なタイトルもあります。
読んでみて、目からウロコが落ちる話を見つけてください。
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