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怒りの制御(アンガーマネジメント)/『健康カプセル ゲンキの時間』より

 おはようございます。神谷です。

 2016年11月27日の『健康カプセル ゲンキの時間』で「心筋梗塞のリスクが5倍!? 寿命を縮める"怒り"との付き合い方」という番組がやっていました。

 これからの自分のビジネスにも役に立つと思い、備忘録ということも含めてご紹介します。

怒りは万病のもと

 

 

心筋梗塞

 クイズです。

 怒りやすい方は下記のどれに影響が出るでしょうか?

① 抜け毛が多くなる

② 目が悪くなる

③ 火傷が治りにくい

 正解は③です。

 怒ると交感神経が優位になりすぎ、血圧が上がって血流が悪くなるために火傷が治りにくくなるそうです。

 ちゃんと検証されていることだそうです。

 怒りは、数々の悪い影響を受けます。

 その最たるものが、心筋梗塞リスクが5倍になるということです。

 そのほかにも、人間関係が悪くなったりと、「怒る」ということにはメリットはほとんどなく、悪いことだらけですね。

 なんだか、「タバコ」みたいですね。

6秒数えてください

怒りの顔

 10円玉を立てるイライラ実験が行われました。

 10円玉を立てるという単純作業をしているときに心拍数を測る機械を付けて「怒り」を数値化して「怒り」の変化を測定します。

 横には芸人さんがその作業を邪魔するようなことをして「怒り」を誘発するようにします。

 芸人さんが作業の邪魔をすると、予想通り「怒り」の数値が上がって作業がうまくいきません。

 そして、「怒り」の数値が上がったところで、ある言葉を見せます。

 それが、

 「6秒数えてください」

です。

 その、言葉を見た途端「怒り」の数値が下がり、10円玉を立てる作業がスムーズに進みました。

 これは、「怒り」を一気に爆発させずに、まず「怒り」にブレーキをかけるというアンガーマネジメントの一つなんです。

 これによって、「怒り」の暴走を抑えることができることになります。

アンガーログ

ログをとる

 アンガーログとは、「怒り」を記録するということです。

 そして、アンガーログを読み直すことによって、自分が何に「怒り」を感じるかということを明確化します。

 そうすることによって、

問題点を修正する

 例えば、グループ員同士の連絡がうまくないために無駄な作業が生じているということによる、「怒り」が発生しているとします。

 そうした場合は上長に建設的な提案をして、グループ内のコミュニケーションの改善をする。

 それによって、「怒り」の発生源を解消する。

「怒り」の発生源から逃げる

 逃げるのもありだと思います。

 例えば、満員電車の不快さに「怒り」を感じて、一日中不機嫌になってしまうということがあるとします。

 だったら、朝早く通勤して仕事を片付けて早く退社することによって、「怒り」はなくなるし、作業効率も改善されるようになります。

自己催眠

 「怒り」というのは、交感神経が優位になっているので、「怒り」を感じたら意図的に副交感神経が優位になるよう自己催眠をかける方法があります。

 具体的には、

① 椅子に座って手を下げます。

② 目を閉じて手が重くなってきたと暗示をかける。

③ 額が涼しくなってきたと思う。

④ おなかが温かくなてきたと思う。

 この状態は、もっとも副交感神経が優位になっている状態です。

 怒りっぽい人は1日数回これを行うといいとのことです。

最後に

 過去を振り返ってみるに、怒りんぼで周りに迷惑を与えてりいる人は、怒っていることが「まずい」とは思っていないのですね。

 ですから、

 「自分は、怒りすぎじゃないか」

と気が付いた人は、その時点で人生いい方向に向かっているんじゃないかと思います。

 ですから、せっかく気が付いたら、さらに良い方向に人生が向かうようにすることは、幸せになるための方法のひとつですね。

番組で紹介していたアンガーマネジメントの書籍


マンガでよくわかる 怒らない練習

 


自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック

 


怒りに負ける人 怒りを生かす人

 


アンガーマネジメント入門 (朝日文庫)

 

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