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ネットビジネスの商品選びには 『ネットで売れるもの、売れないもの』 竹内謙礼

おはようございます。神谷です。

ネットビジネスでは商品選びが大事。

以前、以下のような公式を教えてもらいました。

ネットビジネス全体でやることを10とすると、

「商品4、ページ2、集客4」

という事で、商品を選ぶ参考にしようと、『ネットで売れるもの 売れないもの 増補改訂版―商品選びで成否の8割が決まる (日経ビジネス人文庫)』を購入しました。

本の帯には、

商品力・検索対応・広告費・やる気がカギを握る!

 

とあるので、「こんな風にすれば、ネットで売れる」という内容を期待したのですが、この本を読んだ全体の感想としては、「ネットで売るのは難しいぞ~」という事がひしひしと伝わってきます。

誰に向かって書いている本か

パソコンをする人

この本は、ちゃんと在庫を抱えたネットショップ経営者に対して書いた本ですね。

楽天での出店を考えている方には大変参考になると思います。

ただ、個人でアフィリエイトをしていたり、ドロップシッピングをしている方には、物足りなさといおうか、ちょっと違うなという感じを受ける本だと思います。

ただ、ネットショップ運営の記述を飛ばして、

「商品選び」

という事だけをこの本から吸収するのなら、読む価値はあります。

売れない商品とは

 

「売れる商品」とはなかなかわからないけど、「売れなさそうな商品」というのは、経験上それなりに具体的に分かるというのでしょうね。

売れない商品を言う前に、注意することが書いてありました。

「売りたい商品」を売ると絶対に失敗する。

 

リアル店舗なら、たまたま来たお客さんを捕まえて、「実は、この商品には表には見えないこだわりがありまして・・・」なんて説明できるのですが、ネットショップというのは、あんまり、たまたま音連れるという事が無い、「検索される商品でないと売れない」のですね。

だから、「検索されて、売れそうなものを選ぶ」ことがとても重要になるというわけです。

では、ネットで売れないものは

■ 食品
・単価が安い
・商品点数が多くなくてはお客さんに飽きられてしまう
・ライバルが多い
・ページや写真のクオリティが高くなければ売れない
・メールマガジンを週に2~3回配信しなくてはいけない

■ 雑貨
・お客さんの趣味嗜好が分かれやすい
・検索キーワードが無い
・似たような商品を取り扱っているネットショップが多い
・利幅が薄い
・在庫リスクが高い

■ アパレル
・サイズ、色違いで在庫を抱えなければならない。
・ページのクオリティを上げなければいけない。
・メールマガジンを定期的に配信しなければいけない
・気温や湿度に売り上げが左右されやすい

■ 美容健康関連商品
・薬事法による表現の規制が厳しい
・キーワード広告が出稿しづらい
・効果効能が書けない
・単品通販はお客さんに飽きられやすい

となっています。

健康関連商品を扱いたいと思ったことがあるのですが、ホント、薬事法が厚い壁になります。

「毎日スッキリ!」

何て表現しかできないのですから。

信用ある大手の健康食品メーカーには太刀打ちできませんな。

売れる商品とは

 

では、売れる商品とはなんなのでしょうか?

■ 検索キーワードが明確なもの
商品を選んで、「これはどんなキーワードで検索されるのだろうか」という事を考えて、思いつかなかったら売れないという事なのですね。

思いついたキーワードもキーワードツールなどで調べて、実際検索されていなかったら売れないという事です。

■ どこで売っているか分からないもの
これこそ、ネット販売で見つけるものですね。

ネットで売れるもの 売れないもの 増補改訂版―商品選びで成否の8割が決まる (日経ビジネス人文庫)』では、「レーシック」とか「家庭用風力発電機」というものが載っていました。

これらは、確かに、どこで売っているか、どこで買ってよいかよくわからないですね。

あるセミナーで聞いたことがありますが、対面で買うのが恥ずかしいものもネットで売れるそうですね。

女性がトニックシャンプーをネットで買うことがあります、との話を聞きました。

次回は『ネットで売れるもの 売れないもの 増補改訂版―商品選びで成否の8割が決まる (日経ビジネス人文庫)』からブログの有用性やSEOの話を紹介します。

自分のビジネスに、役立ちそうだという方は、本を読んでみてくださいね。

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